ひとり娘の成長記録

発達障害児の子育ていろいろ

2歳(診断がついた日のこと)

療育センターよりも市内のクリニックで先に予約がとれたのでそちらで診察を受けることになり、テストも診断もしてもらいました。

結果を聞く日。
私と主人と子どもと3人で部屋に入り、子どもは最初主人とおもちゃで遊びながら待っていましたがグズりだしたので、途中から部屋を出て私がひとりで話を聞きました。

診断は『軽度の自閉症スペクトラム』ということでした。
そして「アスペルガーの特徴に当てはまる」とのことでした。
診断は全くの予想通りでしたが、やはりショックでした。
「やっぱり」と思う気持ちと「私の違和感は間違っていなかった」という気持ちもありました。
少しホッとした気持ちと、落ち着いているような、けど現実を目の当たりにしショックも受けているような、複雑な気持ちでした。

先生の話を聞きながら、メモを取りながら、質問をしたり、これからのことを相談したり。泣くこともなく、冷静でした。
今でもその時のメモは取ってあります。時々そのメモを見るたびに、当時の気持ちを思い出して胸がきゅーっとなります。

その時の話で覚えているのは、

「このくらいだと、気付かないでそのまま育ってる子も多い。」
「知能が高いのでそこでカバーするような感じ」
「落ち着きのなさは5歳頃になっても変わらなければADHDと診断がつくこともある」
「保育園などで加配がついても3人に1人とかになると思う」
「療育は受けれるものは受けた方が良い」(結局園での問題行動が少なく受けられませんでした)
「手帳は現段階では取れないと思う」

とのことでした。
そして、「遺伝はありますか?」と聞いたら

「これはかなりあります。」とはっきり言われたことが印象的でした。

思えば私の弟が発達障害の傾向がありました。
小さい頃、言葉の遅れがありことばの教室に通っていた、見たい電車(窓の形)などこだわりがあった、バスのいつも座る場所に違う子が座っていたら叩いてしまった、とにかく変わり者、空気の読めない発言、こちらが興味のない話を延々としてくる、冗談が通じない、記憶力が異常に良い、、など。

発達障害と診断はされていませんし本人も特に気にしていないようので言っていませんが、娘のことがきっかけで発達障害について初めて知った時、弟のことがすぐ思い浮かびました。

帰り道、とても複雑な気持ちで、必死に平静を装い、3人で歩いていました。
『いつもの景色が違って見える』というのは本当にあるのだと知りました。

パパが「ママの言う通りだったね。」と言っていました。
私が「やっぱりなーと思ったよ。なんかさ、2人目は諦めようかなと思ってるんだ。遺伝もあるみたいだし。」と言ったらパパも「それでいいと思うよ。」と言いました。
パパも明らかに悲しそうな、動揺したような顔をしていました。それを隠すように明るく娘に話しかけたりしていました。
帰りの車で私は泣いたかもしれません。記憶が薄れてしまい、覚えていません。
心のどこかで、絶対そうだ、という気持ちと、違うといいなという気持ちがあったので、
現実を突きつけられ、今後の人生が大きく変わるような、不安と、ショックと、、親へも話さないと、保育園にも報告しないと、、とかいろんなことが頭の中を巡っていました。

娘が2歳10ヶ月のことでした。

後日、療育センターへの紹介状をもらいに行き、療育センターで診察を受けることになりました。

 

 

 

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