ひとり娘の成長記録

発達障害児の子育ていろいろ

5歳(アドバイス・指示されるのが嫌い/ピアノのレッスン)

こうしたら?
こうすればいいんだよ。
持ち方はこうだよ。
こうすると簡単にできるよ。
これでもっと上手になるよ。

何か出来ない時の助言、上達するためのアドバイス、やり方を教える時、
これらの言葉を娘は全て拒否していました。
優しく言っても泣く、嫌だ!と怒る。

娘にとってアドバイス=自分が間違ってると全否定されたように感じてしまうようです。

 

私が小さい時は、両親や先生、大人は何でも知っていて、教えてくれる存在と当たり前に思っていました。
だから自分へのアドバイスは素直に聞き入れてたし、それに歯向かうなんて一ミリも考えたこともありませんでした。

けど娘は、初めてのことでも大人のようにうまく出来ないと泣き、こちらが少しでも教えると、癇癪を起こしたり、泣いたりします。

ピアノのレッスンでもそのような様子が見られました。
「ここをもっと強く」「もう少し大きい音で弾いてみよう」
先生のアドバイスです。最初の頃は「音を楽しむ」「レッスンに来ることに慣れる」という内容でしたが、細かいところも教えてくれるようになり、徐々にレッスンらしくなってきました。
レッスンだから、このような言葉をかけられるのは当たり前のこと。
けど娘は「自分が下手」「間違ってる」「全然ダメだ」と言われてると思ったのか、レッスン中に泣き出しました。癇癪ではなく、しくしく泣くという感じでした。

私は後ろから何も言わずに見守っていました。先生も静かに見ていました。
しばらく涙を流すと、「涙拭く。」と言うので、タオルを渡すと、自分で拭き、またピアノを弾きました。
私やパパ以外の人から何かを指示される、ダメ出し(アドバイス)をされる、というのは娘にとっては初めての経験だったかもしれません。
でも最後まで泣きながらも、レッスンを頑張りました。
先生も泣いたら「よしよし」なんてせずに、静かに見守っていました。泣くことに大げさに反応しない、という感じの対応でした。レッスン中子供が泣くことには慣れているんだと思います。
帰る時には泣き止み、「バイバーイ!」と笑顔であっさり帰ってきましたが、
このままでは次から『行きたくない』『レッスンが怖い』になってしまうかな、と思い、娘に少し話をしました。

まず、前回言っていた、ピアノのレッスン中の「決定権」は、先生にあるということ。
先生と生徒、何をするか、どうやってやるかを決めるのは先生。
先生はプロ。ママよりも、誰よりもピアノの弾き方を知っていて、上手くなるための秘密をたくさん知っている人。
それを、教えてもらうために、レッスンに行っているということ。
教えてもらうのを嫌だ、と言ったら、うまくなるための秘密は教えてもらえなくなる。
なんでその秘密を先生が教えてくれるか、というと、あなたが上手くなると信じているから。
あなたが上手くなれる子だとわかっているから、上手くなるために、言ってくれている。
私も、先生もあなたのことを信じているよ。

とざっくり書くとそんな話をしました。
テレビを消し、向かい合って、目は合いづらいので無理やりあわせず、話しました。
でも必死に耳を傾け、「うん、うん」と聞いてくれました。

家での練習も、遊びの延長、という感じで私も口出しせず褒めるばかりでやっていましたが、最近は「何度も練習すればするほど上手になるんだよ」と言ったり、「もう少し強く弾いてみて」とか、「指それで合ってるかな?」「わからないところは楽譜見て」などちょいちょい口出ししながらやるようになりました。
前はそこで泣いていましたが、ピアノに関しては「教えられる」ということに慣れたのか、泣かなくなりました。弾けた時は笑顔でハイタッチ!したりします。

そして先日のレッスンでは、きちんと先生の言うことをやり、途中体勢が崩れたり落ち着きなくなりながらも、頑張っていました。
途中、先生が「次これやって」と言ったとき「次こっち弾くー」と別の曲を弾こうとしたところで思い留まり、「あ、ごめん!こっちね!」と先生の指示に従いました。(まだまだ言葉遣いは悪いのでそこも課題です。)
泣くこともなく、きちんと先生の指示に従えるようになりました。花丸も貰えました。
ひと山越えたな、とホッとしました。
レッスンが終わってから、ご褒美のお菓子を1つ買いました。
帰りに「レッスン楽しかったー!」と言っていました。

教えてくれる=怒られてるのとは違う、ということが、娘の中で少しずつわかってくれると良いなと思います。

できなくて悔しくて泣きながらも、そこで辞めずに乗り越えた、頑張ったら出来るようになった、という経験が出来て、良かったです。
私も泣いてまでやることかな、、と心が揺れましたが(親もメンタル弱過ぎ)、娘ならできると信じて良かったです。もちろん先生への信頼があってのことです。ピアノは先生との相性が一番だと思うので。。
次ははじめての発表会へ向けて、頑張っています。もちろんご褒美必須です。ご褒美が楽しみで「早く発表会やりた〜い!」と言っています。

 

 

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